リポート > 『サイクルモード2006』リポート 11月4日(土)・5日(日)

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千葉県幕張メッセ。2006年11月4日。「サイクルモード2006」に行ってきた。ここでは自転車の2007年ニューモデルをいち早く見ることができる。
モデルによっては試乗することもできるはずなのだが・・・・。ただし、運と辛抱が要求されそうだ・・・・。
試乗待ちの長い行列を見ながら僕は試乗を諦め、ブースを回ることした。

●昨年同様、試乗人気の「サイクルモード」
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初日、朝イチ。会場までの通路も受け付けもスムーズに通り抜けることができた。“試乗”を目的と する方は「誓約書記入所」で誓約書を書く。“試乗”における事故は一切“自己責任”であることを誓う。会場に足を踏み入れると、試乗エリアも展示ブースも活気があるという印象。


●2年目にして名実ともに国内最大の自転車ショーに成長
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各メーカー、2007年度の新製品自転車を展示。ブースは華やかだ。見ていて楽しい。
このところの自転車人気のおかげかどうか、自転車の種類も豊富である。 オンロード、オフロードのスポーツ自転車、街乗りなど、自分のライフスタイルにあいそうな自転車がありそうだ。女性専用に設計されたものや、 子供が乗りやすいアイディアの盛り込まれたものなど、自転車も確実に進化していることを感じた。


●親切なメーカーのスタッフがアドバイスしてくれる
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このショーの楽しみは、自転車の楽しさや新製品情報が直接メーカーのスタッフから聞けること。 試乗の際には、ライディングのポジションやセッティングなんていう細かなことをアドバイスしてくれ る。普段、疑問に思っていた自転車のことを聞くのにも良いチャンスだ。


●試乗コース事情
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お昼を過ぎた頃から人気メーカーは試乗待ちの長蛇の列。辛抱強く並ぶ入場者の皆さん。順番が 回ってきても果たして自分の乗りたい自転車乗れたかどうか・・・・。
今年の試乗コースは木製セクションなども設置されていた。大勢の方がヘルメットも被らずにコースに出ていたが、 しっかり自転車選びをしたい人にとってこの程度の試乗が本当に参考になるかどうかは疑問である。 ただ、自転車に関心のある人が、見て触れて乗ってみるという意味では貴重な催しかもしれない。


●自転車の新製品展示会
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国内、海外のブランドが一堂に会するサイクルモードは、新製品が溢れている。新しいアイディアや斬新なデザインの自転車に出会えて楽しい気分になる。 今年もロードバイクへの関心が高いようだが、個人的には新たなオフロードのムーブメント、29インチ・タイヤのマウンテンバイク(通常は26インチ)が面白そうだ。 実際に乗っている人の話しを聞いてみると、オフロードバイクの進化を予感するなかなか面白い自転車だということ感じた。


(編集後記)
* 幼児を連れた親子と年配の友人同士といった入場者が目立った今年のサイクルモード。
レクリエーション・バイカーが増えてきそうな楽しみな自転車シーンを予感した。 反面、現役バイカーの姿はまばら。
僕もバイカーの端くれだから感じるけれど、このショーの“試乗”は試乗にあらず。
真剣に購入を考えて“試乗”したければ、体験的な試乗じゃなくていろんな自転車を乗り比べられる実用的な試乗がしたいところ。
来年はぜひ現役バイカーもしっかり試乗できるサイクルモードを期待する ★森本ヒロフミ
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