初日、朝イチ。会場までの通路も受け付けもスムーズに通り抜けることができた。“試乗”を目的と
する方は「誓約書記入所」で誓約書を書く。“試乗”における事故は一切“自己責任”であることを誓う。会場に足を踏み入れると、試乗エリアも展示ブースも活気があるという印象。
このショーの楽しみは、自転車の楽しさや新製品情報が直接メーカーのスタッフから聞けること。
試乗の際には、ライディングのポジションやセッティングなんていう細かなことをアドバイスしてくれ
る。普段、疑問に思っていた自転車のことを聞くのにも良いチャンスだ。
国内、海外のブランドが一堂に会するサイクルモードは、新製品が溢れている。新しいアイディアや斬新なデザインの自転車に出会えて楽しい気分になる。
今年もロードバイクへの関心が高いようだが、個人的には新たなオフロードのムーブメント、29インチ・タイヤのマウンテンバイク(通常は26インチ)が面白そうだ。
実際に乗っている人の話しを聞いてみると、オフロードバイクの進化を予感するなかなか面白い自転車だということ感じた。
(編集後記)
幼児を連れた親子と年配の友人同士といった入場者が目立った今年のサイクルモード。
レクリエーション・バイカーが増えてきそうな楽しみな自転車シーンを予感した。
反面、現役バイカーの姿はまばら。
僕もバイカーの端くれだから感じるけれど、このショーの“試乗”は試乗にあらず。
真剣に購入を考えて“試乗”したければ、体験的な試乗じゃなくていろんな自転車を乗り比べられる実用的な試乗がしたいところ。
来年はぜひ現役バイカーもしっかり試乗できるサイクルモードを期待する ★森本ヒロフミ
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