G-Bicycle > リポート > ポールのMTBシングル・トラック・ライド 2006年9月30日(土)

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毎年この時期、逗子のマウンテンバイク仲間、ボブとヒデに誘われて、恒例の『ポール・ツアー(長野県茅野市) に参加している。
今年は僕ら3人に、二人のMTBフリーク(こちらは若くて真面目な方々)が加わった。気の合っ たバイカーたちだから、オヤジギャグが飛び交い、和気あいあいと“バイクな”1日を楽しむことができた。
ガイドはポールに任せっきりだ。ルートを覚えることはできないが、純粋に走ることを楽しむことができるので幸せだ。 今年は午前中に『高ボッチ高原』周辺のシークレットなシングル・トラック。ランチのあとは、みんなの大好 きな『ネスター・トレイル』を走った。ポール・ツアーはグループに合ったガイドをしてくれるから、本当に楽しめ る。

●1時間半のアップ・ヒル
上りがあるから下りは格別に楽しい。シングル・トラックへのアプローチは舗装道路を延々上る。うっそうと茂っ た森の冷気を浴びると幸せな気分になった。しばらく上って、汗が出てくる頃にはカラダの毒素が抜けて、すっ きりしてきた。渓流を流れる水の音がところどころに聞こえる。
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●シングル・トラック
1時間半上り高原の頂上に着く。八ヶ岳を拝み、ポールのガイドでシングル・トラックに入った。 ほとんど使われていない、しかし古くからあるトレイルだ。途中にはスイッチバックが12箇所も続くテクニカルな ところも。自分のライディング・テクニックを試すこともできる場所だ。でもオジサンたちは「安全第一」が信条。
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●Bob/ボブのオフロード英会話レッスンは人気!?
このツアーではチョイ悪オヤジ風のボブから、英会話レッスンが受けられるという特典もある!? レッスンはオ ヤジギャグ。こんなに楽しめるポール・ツアーは他にはないだろう。ポールに頼んだら確実に断られる企画だな、 これは。
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●Hide/ヒデの楽しみは・・・・
Team Zushi/Hayama のリーダー、ヒデは底抜けに明るい性格だ。オヤジのツアーに若者を引っ張り込むという 特技を持つ。良く走り、よく食べる。
トレイル、酒、食い物。すべては自転車を楽しむためにある。同感! ポー ル・ツアーの大きな楽しみは名物ランチ。特製特大ハンバーガー・サンドは本当に美味しいよ。
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●Sabu/サブとお初の顔合わせ
今年の紅一点。MTBをガンガン楽しむ、やや体育会系娘だ。初めて会う彼女、人懐っこくて、ガッツのある、ス テキなお嬢様。何だか食材にやけに詳しいと思ったら、どうやら“築地”筋のお方のようだ。ネスター・トレイルの 出口(ガレ場)で、まさかの転倒。ちょっと心配したよ。
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●sutchey/ツッチーのバイク三昧生活
物静か風貌からは想像できない“タフネス”な男。そんなイメージのツッチーは毎週末、自転車イベントで大忙し らしい。そんな彼も、このポールのツアーだけは特別らしい。僕も年に一度のこのツアーで、彼に会うのを楽し みにしている。なんて感傷的になっていたら、自転車の上手な彼が、テクニカルなコーナーで転倒した。痛ッ!
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●Paul/ポールがコックに代わるとき
2年ぶりのポール。今年も楽しいトレイルに連れて行ってくれた。走るのも楽しいがランチも旨い。ポール自らハ ンバーガーを焼いてくれる。家の周りの樹木もずいぶん成長していた。現在、露天風呂を計画中、とのこと。
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●Junko/ジュンコの料理は旨い
ポールの奥さん、ジュンコ。彼女が腕をふるう手作りパン、サラダ、淹れてくれるコーヒーはどれも美味しい。疲 れたカラダを癒してくれる。ポールの家で寛げるのは彼女の癒し性格のおかげなのかもしれない。
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●午後はネスター・トレイルを軽く走った
ポールキッズのひとり、ネスター。彼の名が付いたトレイルを僕らはいつもポール・ツアーの“締め”に走ること が多い。初心者でも最高のマウンテンバイキングが体験できる。
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編集後記
* トレイルを走るのも好きだけれど、このグループは食べるのも好きな連中だ。
自転車以外の楽しみが数多くあるのが僕らのポール・ツアーだ。国籍は違うけれど、気の合った仲間と一緒に遊ぶのはリラックスできて楽しい。
ポール・ツアーの翌日に必ず寄る蕎麦屋の玄関から、田んぼを眺めながら、そんなことを考えていた。さて、旨 い蕎麦を食べて帰ることにするか。蕎麦屋の名前は秘密です。
(NAT+CO 森本)


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