G-Bicycle > リポート > ホロホロ・年末MTBオフロード・ライド 2006年12月16日(土)

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お気に入りのトレイルは落葉で敷きつめられていた。天気は快晴。同行メンバーは気のあったバイクライド好き 4人。走るのにはちょうど良い人数。
走り始めると思った以上にトレイルは乾いていて、さらに落葉でフカフカ。スキーのゲレンデに例えるなら、新雪 の“パウダースノー”。思い切った走りをして転んじゃっても平気そうだ。

●根っこのシングルトラック・ダウンヒル
ジープロード(クルマ1台が走れる幅のオフロード道)をしばらく走って、シングル・トラック(自転車1台分の道幅 しかない獣道)に入った。激坂を下る。木の根っこが露出しているのでちょっとしたテクニックと“慣れ”(経験)が 必要とされる。てこずりながらも何とか下りきる。佐藤さんは足を強打してしまったらしい。明日、レースがあると いうのに・・・・可哀そう。
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●アドベンチャー的なスリルも
人里はなれた丘陵地帯にはワイルドなポイントも多い。マウンテンバイク(MTB)を担いだり、小川を渡ったり。民 家から離れれば離れるほどワイルドな自然がまだ残っている。自然がワイルドになればなるほど、MTBのオフ ロード・ライドは楽しくなる。
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●自分の勇気が試される場所
トレイルにはドロップオフの快感が味わえる地層の段差ポイントがいくつもある。その中の誰もが一度は転倒す るという名所(?)。過去の大転倒のトラウマで、いつもビビって押して下るところだが、今日はチェレンジすること になった。みんな、チャレンジする決心がついたらしい。
小学生の頃、自分の勇気を試す場面があった。 その時のことがリアルに蘇ってきた。勇気を出して何かをするっていうこと、最近忘れていました。
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●トレイルで小学生に戻る
転んでも痛くないというのは人間を大胆にする。いつもなら危険を感じて諦めてしまう難しいトレイルに、今日は 果敢にチャレンジできた。何度も、何度も。小学生に戻ったみたいに転んでも楽しいし、水に濡れても嬉しくなっ てしまった。
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●たっぷり遊んだあとの充実感
泥だらけのダート遊びは最高だ。転んで泥だらけになって、ちょっと自転車も上手くなって。いつもより長くトレイ ルにいた僕らは、かなり遅いランチを食べた。カフェの椅子に座っていても、トレイル・ライドの快感にトリップしていた。 あ〜気持ちいい。また来よう、っと。
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-Photo KOZO SATO

編集後記
* MTBオフロード・ライドで無邪気な子供の頃に戻ることができました。厚く厚く積もった落ち葉のおかげ で、いつもの二倍も三倍も楽しめた感じ。年齢、性別、国籍に関係なく、自転車遊びは楽しみを共有できるもの なのですね。今回のライドでは、しばらく使ってなかった“勇気”を使うことができたことが収穫でした。 -Hilo  Morimoto



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