バイシクル・ポロ、じゃなくってバイク・ポロへ初挑戦。
都会型の自転車イベント『THE SESSIONS Vol.1』がお台場であるというので、自転車仲間のイラストレーター、田中さんが誘ってくれた。
イベントは都会の若者たちを中心に人気のある変速なしの1段固定ギアの自転車(ピストとかフィックスとか呼ばれています)の技を披露したり、上手さを競ったりする自由な雰囲気の集いだ。
僕らは「バイク・ポロ」っていう三人一組で得点を争う自転車の団体競技に参加した。
いわゆる馬を自転車に乗り替えたポロ競技である。
さて、バイク・ポロの競技に関する知識はほとんどないまま、勉強不足、練習不足で当日をむかえた。正式なルールを知ったのはゲームの直前という、なんともトホホなお粗末さ。
チームメイトの田中さん親子にはたいへんご心配をおかけした。スミマセン。
自転車の種類は何でもOK。僕は1990年代初頭のマウンテンバイク。田中さん親子は、なんとサイクルサッカーの自転車だ。
ボールを弾く道具「マレット」(と言います)は田中さんの自作。慣れないマレットの扱いに苦労しながらも、チーム単位で戦う自転車競技はそれなりに楽しめるものである。
ゲーム結果は、健闘むなしく「3-0」のスコアで1回戦敗退。ほろ苦いデビュー戦に終る。結果は残念だったけれど、バイク・ポロがこんなに楽しめるものかと感動。
ちなみに僕ら「Team2輪3脚」が対戦し、叩きのめされた相手チームは結局決勝までコマを進め、見事、優勝した。おめでとう。
芝生の上でするバイシクル・ポロは20数年の歴史があるけれど、今回僕らが挑戦したアスファルトがフォールドのバイク・ポロは新しいムーブメントらしい。楽しい自転車遊びを体験できた。
これからのバイク・ポロの発展が楽しみである。