レクリエーション > リポート >生田緑地「日本民家園」2007年・夏

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「近場で手軽に遊ぶ」というのが555nat.comのテーマである。
東京都のお隣、神奈川県川崎市にある巨大な緑地帯「生田緑地(いくたりょくち)」は僕らの手軽な遊び場のひとつ。
最寄りの駅は小田急電鉄「向ヶ丘遊園」。ここからトレッキングすること約30分。生田緑地の一角に「日本民家園」がある。
古民家の野外博物館というだけあり、1600年代からの貴重な古民家23軒が移築されている。江戸時代の宿場、信越、関東、東北、神奈川の集落が山里を思わせる生田緑地に出現するこの民家園は、完璧に時代をタイプスリップできる。日常の通勤ラッシュや首都圏の人口集中から逃れてささやかな癒しの一日を過ごす隠れ家としては、「川崎市立日本民家園」最高の場所かもしれない。
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(上段左から右。下段へ。@〜)
@緑地へのアプローチ。良い感じのトレイルがいくつもある。短いけれど歩いて楽しい A生田緑地の「川崎市立日本民家園」に入場。江戸時代の宿場にあった19世紀の民家は神奈川県指定重要文化財 B信越の村の家。こんな板の間で大の字でゴロンとしたい C懐かしい土間。暑い日でも涼しい。土間から眺める外の景色に風情あり D19世紀に使われていた水車小屋の土壁 E「つきうす」「ひきうす」の展示  Fかまどにくべる薪のストックまである G骨董屋さんでも見ることのない当時使われていた農機具 H民家は緑が多いので気持ち良い I神奈川県川崎にあったわらぶき屋根の民家は17世紀に建てられたもの。国指定の重要文化財 J田舎の村にいるような錯覚に陥る大木からの木漏れ陽 K夕焼け空を背に、民家園を後にする

「川崎市立日本民家園」
●開園時間:9:30-17:00(11〜2月は16:30まで) ●入場料金:一般500円(小学生以下無料、高校生・大学生・65歳以上は300円)。*年間パスポート・・一般1,000円(高校生・大学生・65歳以上は600円) ●休園日:毎週月曜日
- Hilo Morimoto



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