レクリエーション > リポート > 秋の札幌北海道大学 2008年10月28日

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時代とともに街は変わる。札幌もしかり。活気のあった狸小路商店街や文化の香りがたっぷりあった丸山も、今や古き良き時代の面影はない。だが、昔を懐かしんでばかりもいられない。札幌の今を見つけて楽しみたいもの。
そこで北海道大学構内がオススメ。
ほぼ一年ぶりに訪れた北海道大学(北大)は生憎の冷たい雨。でも、しっとりと雨で潤った景色はなかなか味わい深い。
北海道開拓当時の歴史的建築物と原生林が残る構内敷地を歩くと心身ともにリラックスできる。北海道らしい代表的な風景がある。観光地をまわるより、ここで過ごす時間ははるかに贅沢だ。
重要文化財に指定されている「札幌農学校第2農場」が移築されている。この一帯はとくに素晴らしい。この日は雨のせいで人影もない。広い敷地はカラフルな落葉で覆われている。ピリッと肌を刺す新鮮な空気。北海道開拓時代にタイムトリップしたような夢とも現実ともつかない何とも不思議な感覚に襲われた。
古い真っ赤な屋根の木造建築や真っ白い洋館が点在する構内。目的もなく気ままに歩いているだけで、全身がどんどん元気になってきた。

北海道大学
北海道大学
北海道大学
北海道大学
(写真)
(1) 紅葉の下でちょいと雨宿り。
(2) 構内にある大野池。地域住民や野鳥たちが憩いの場を求めて集まってくる。
(3) 紅葉した蔦とレンガ造りの建物が美しい。
(4) 自転車専用レーンを利用して通勤通学する人がナント多いことか!
(5) 落ち葉集めがたいへんである。
(6) 一歩入ると原生林。
(7) 第2農場施設の農場事務所を池越しに望む。1910年新築。
(8) 1911年に建てられた秤量所。
(9) 牧牛舎は1909年当時最新技術で建てられた。
(10) 模範家畜房。1877年にホイラー先生の設計による。
(11) 当時の農具の展示。家畜房の二階。
(12) 家畜房の1階部分。

- Hilo Morimoto -



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