毎年、春と秋に実家へ帰っている。
実家は北海道です。と人に話すと、自分で思うよりも数倍羨ましがられる。
東京へ来て、北海道生まれというのが恵まれていることだと初めて感じられた。
秋の北海道は、どの季節よりも美しいと思う。
今回は。紅葉には早すぎたけれど十分その美しさと恩恵を堪能できた。
まずは、初体験の旭山動物園へまでドライブ。
十勝から旭川動物園までの道は渋滞もなくスムーズな流れ、アメリカの田舎町を車で走った旅を思い出す。
十勝の平坦な畑から緩やかな丘の続く富良野・美瑛へと走り、4時間弱で旭山動物園だ。
噂で聞くよりもこじんまりした手作り感のある施設である。
一時期の異常なブームは去ったと見え、意外に空いていた。
ちょっと気になったのは、駐車場。
一番奥に無料駐車場があるにもかかわらず、道路脇で何人もの駐車場係に扮したおじさんに誘導される。
「ここが一番近い駐車場!500円」と書いた紙も持っているので、思わず入りそうになる。
すごく混んでいるなら入った方が良いのかもしれないが、一番奥まで行ってみるとまだまだ充分空きのある
無料駐車場があった。
何だか嫌な気分だな。北海道って良い人ばっかりねって言われるのだから、こんな騙しのようなことはやめてほしいなあ。
気分を変えて、動物園に入場。大人は800円。年間パスポートもありました。
一躍有名になったアザラシのトンネルは、確かにアザラシが通ってました。
後は、なんとなく見てなんとなく退場。テレビで見ていたせいなのか、感動も少ない。
早々に動物園を後にして、美瑛へ向かう。
パッチワークの丘と言われるように、整然と植えられた色とりどりの花は遠目に美しい。
数々のCMで使用されたと言う大きな樹も見に行ってみた。
美瑛は、どこへ行っても観光客が来ている。
次から次とバスや車でやってきていた。その中でも、レンタル自転車組は少ないが数名いました。
ママチャリしかないのか、みなさん上り坂で苦労しているようでしたが。。
翌日、富良野を回りカヌー大会で有名な金山湖を通り、狩勝峠を越えて十勝に戻った。
金山湖では、ひっそりと1組のキャンパーが。
駐車場から離れているので、荷物をリヤカーで運んでテントを張っていた。
目の前に広がる景色を二人占めしてのキャンプ。なんと贅沢な!
子供の頃は、家族でよくひっそりキャンプをしていたので、とても懐かしい風景。
家へ帰る途中、昼食を取るために「千年の森」へ寄った。
ダン・ピアソン氏デザインのハーブガーデンから先に広がる広大な自然は、有料エリア。
点在するアート作品とハーブガーデンとヤギや羊の牧場は、1度なら料金を払って見ても楽しいかもしれない。
ちなみに、ここでは*セグウェイのツアーも実施しています。
*セグウェイとは・・・
最近では、記憶にも残るブッシュさんから小泉元首相に贈られたセグウェイの映像が印象的でしたね〜。
本場のアメリカでは、障害を持つ方が健常者と一緒にハイキングを楽しんだりするツールとして紹介されていたりするのですが、日本はまだまだそこまで行っていない印象です。
大人のゴーカートって感じがするのは、私だけでしょうか??